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脱毛サロン開業の基礎知識|メリットと必要な費用、免許や資格、脱毛器の選び方などを詳しく説明

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この記事では、脱毛サロン開業の基礎知識を紹介します。
美容脱毛と医療脱毛は何が違うのか、必要な資格はあるのかといった基本的な部分はもちろん、開業までの具体的な手順、用意するべき備品・機器などについても取り上げています。
これから脱毛サロンを開業しようとしている方向けの内容となっているため、ぜひ参考にしてください。

目次

脱毛サロン開業の前に知っておくべき基礎知識

脱毛サロンと一言でいってもその種類は、大きく分けて「美容脱毛」と「医療脱毛」の2つがあります。
どちらも脱毛ができることに変わりはありませんが、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。そこでまずは、それぞれの違いについて解説します。

美容脱毛と医療脱毛の違い

美容脱毛と医療脱毛の違いは、簡単に言うと脱毛をどのように行うかという点にあります。美容脱毛は、光を照射して毛根にダメージを与えることで脱毛する点が、医療脱毛はレーザーを使って毛根を破壊することで脱毛する点が特徴です。

美容脱毛は、医療脱毛と比べると痛みが少ない、価格を抑えられるといったメリットがあります。
ただし、医療脱毛よりも施術回数が多くなるため、脱毛までに時間がかかる点がデメリットとなります。

一方の医療脱毛は、少ない回数で脱毛できる点が特徴です。
また、医療脱毛は「医療」という名前がついているように、医療機関が提供する脱毛であるため、医師によるアフターケアを受けることもできます。
ただし、美容脱毛と比べると、痛みを伴うケースが多くなっています。

特別な資格は必要?

医療脱毛に関しては、医療機関が提供するサービスということもあって、医師がいる医療機関でなければ行えません。つまり、脱毛サロンの中で医師免許を持っている人が必要ということです。
一方の美容脱毛に関しては、医師免許はなくても提供できます。

なお、必ずしも取得する必要はありませんが、以下のような民間資格を取得することで、集客につなげやすくなります。

  • 脱毛士検定(一般社団法人 日本脱毛安全普及協会)
  • 認定美容ライト脱毛(一般社団法人 日本エステティック振興協議会)
  • 認定美容脱毛エステティシャン(一般社団法人 日本エステティック振興協議会)
  • 認定電気脱毛士(一般社団法人日本スキン・エステティック協会)
  • 美容脱毛士(一般社団法人 日本脱毛安全普及協会)

先述の通り、美容脱毛は資格なしでも開業できるため、民間資格は必要ありません。
しかし、資格を持っていることで競合他社に対する差別化を図ることができるため、余裕があれば取得しておくことをおすすめします。

脱毛サロンを開業する主なメリット

脱毛サロンを開業するメリットはさまざまですが、主なものとしては以下のようなメリットが挙げられます。

  • コストを抑えやすい
  • 美容意識の高まりもあって需要がある
  • 客単価の高さ

脱毛サロンは自宅やマンションの一室などでも開業可能です。そのため、自宅を活用すれば初期費用を抑えることができます。
また、近年では美容意識が向上しており、男性でも脱毛をする人が少なくありません。ニーズの高さはこれから開業しようとしている人にとっては追い風となるはずです。
また、脱毛する部位にもよりますが、脱毛サロンは客単価が高く、コース料金が10万円以上するケースは珍しくありません。ただし、近年では脱毛サロンの店舗自体が増えていることもあり、低価格でサービスを提供するケースも多くなっています。価格競争に巻き込まれないようにするためにも、他社との差別化を図れる自社独自の強みを見つけておくことが大切です。

脱毛サロンの開業にかかる費用

脱毛サロンを開業する場合、個人で開業するケースとフランチャイズで開業するケースに分かれます。
そこでここでは、それぞれのケースでどのくらいの開業資金が必要になるのか解説します。

個人店の場合

個人店の場合、物件の契約費用や脱毛用の器具の費用を含めても200万円程度あれば開業可能です。
また、毎月のランニングコストは家賃にもよりますが25〜30万円程度に抑えられるでしょう。

費用の内訳は以下の通りです。

  • 家賃:10万円〜(ベッド1台を想定)
  • 脱毛機(レンタル):4万円/1台
  • 集客(Webサイト掲載):5万円/月
  • 光熱費:15,000円〜
  • 消耗品費:15,000円〜

上記はあくまでも目安です。物件の大きさや立地、ベッドの台数、集客方法によってはさらにコストが増える可能性もあります。
また、先ほども触れていますが、美容脱毛であれば自宅での開業もできるため、家賃を0円にすることも可能です。
そのほかにも、少しでもコストを抑えたいのであれば、脱毛器を購入することも1つの選択肢となります。

フランチャイズの場合

フランチャイズの場合も、最低でも200万円程度はかかるとされています。
なお、フランチャイズは本部からサポートが受けられるため、経営が初めてという人でも安心して開業できるでしょう。
また、フランチャイズのブランドを生かした集客ができる点も特徴です。

ただし、フランチャイズの場合、毎月一定金額をフランチャイズの本部にロイヤリティとして支払う必要があるため、その分ランニングコストが高くなる可能性があります。
ロイヤリティの額はフランチャイズや契約内容によって異なりますが、収益に対して数%を支払うことになります。

脱毛サロン開業までの主な流れ

脱毛サロン開業までの流れは以下の通りです。

  • 個人かフランチャイズか決める
  • 開業資金を用意する
  • コンセプトを決める
  • 物件を選ぶ
  • 内装工事
  • 集客方法の検討
  • 備品・設備を準備する
  • 各種手続き・届出を行う
  • 営業開始

先ほども説明しているように、脱毛サロンは、個人で経営することもフランチャイズで経営することもできるため、どちらの形式にするか選ぶ必要があります。
店舗の形式を決めたら、開業資金を準備しなければなりません。目安は200万円ですが、さらにコストがかかる可能性があるほか、予想外の資金が発生するケースもあるため、資金には余裕を持たせておくことが大切です。開業資金の調達方法としては以下のような方法が挙げられます。

  • 自己資金
  • 家族などからの援助
  • 金融機関などからの融資

資金集めと同時に、お店のコンセプトも決める必要があります。コンセプトは、集客などの戦略を考えるときの方針となるものです。
また、コンセプトが決まれば、インテリアや備品なども選びやすくなるでしょう。

脱毛サロンを自宅以外で開業する場合は、物件選びも欠かせません。
物件を探す際は、家賃はもちろんのこと、立地の良さ、周囲に競合相手がいるかどうかといった点もチェックしておきましょう。物件が決まったら、必要に応じて内装工事も行います。

集客方法に関しては、デジタルとアナログの2つの方法があります。デジタルを活用した集客には、以下のようなものが挙げられます。

  • SNS
  • Webサイト
  • クーポンサイトの利用

一方のアナログを活用した集客には以下のようなものがあります。

  • 折り込みチラシ・ビラ
  • 地元の情報誌への出稿

デジタルがいいのか、アナログがいいのか、もしくは両方を組み合わせるのかは、ターゲットとしている客層によって異なります。例えば、若い世代をターゲットにしているのであれば、デジタルの方が適しているでしょう。

集客方法を検討しながら、必要な備品や設備も準備しなければなりません。脱毛サロン開業にあたって必要となる備品・設備には以下のようなものが挙げられます。

  • 脱毛機器
  • 施術用のベッド
  • ベッドシーツ
  • タオル
  • 施術用ジェル
  • シェイバー
  • ゴーグル
  • 使い捨てのショーツ・ブラ
  • ソファ・椅子・テーブル

など

脱毛機器に関しては、購入もしくはリースでの利用が可能です。リースであれば初期段階での費用負担を抑えることができますが、長期的に利用することを考えると購入の方がお得になるケースもあります。購入とリースどちらを選ぶかは、予算を踏まえたうえで検討してください。

先ほど、美容脱毛であれば開業にあたっては特別な資格は必要ないと解説しましたが、「開業届」の提出は必要となるため注意してください。開業届は、国税庁のホームページからダウンロード可能です。必要事項を記入したうえで事業を開始してから1ヶ月以内に管轄税務署に提出してください。

全ての準備が整ったらいよいよ営業開始です。実際にお客さまが訪れるようになると、施術にあたってさまざまな契約書に記入することとなります。書類の数が多くなると、管理の手間もかかるため、電子契約サービスの利用がおすすめです。

GMOサインは、「電⼦⽂書 + 電⼦署名」で締結するクラウド型の電⼦契約サービスです。
大量の契約書の締結をスムーズに行えるほか、スマホアプリでも電子署名ができるため、スマートフォンを利用する機会の多い若い世代をターゲットにする場合などにも適しています。

脱毛器の選び方

脱毛器と一言でいっても、その種類はさまざまです。

ここでは、具体的な脱毛器の種類を紹介します。それぞれの特徴を踏まえたうえで、自店舗に適した脱毛器を選びましょう。

・光エステ

光エステは、フラッシュ脱毛とも呼ばれる脱毛方法です。脱毛したい部位に、専用機器を使って光を当て、毛根に熱を加えることで脱毛します。施術を定期的に行い、光を複数回当てることで少しずつ毛が抜け落ちていき、新しい毛が生えにくくなります。

・ニードル脱毛

ニードル脱毛は、針を毛穴に挿入し、そこに電気を流すことで毛根の細胞にダメージを与えて脱毛する方法です。ニードル脱毛は永久脱毛が可能となります。脱毛方法によっては、白髪の脱毛ができないことがあります。しかし、ニードル脱毛であれば白髪でも施術可能です。

・ワックス脱毛

ワックス脱毛は、その名の通りワックスを使って行う脱毛方法です。
蜜蝋やパラフィンなどを使った専用のワックスを温めて脱毛したい部位に塗り、ワックスが固まってから一気に剥がすことで脱毛します。
他の脱毛方法とは違って専用機器などを必要としない点が特徴です。ただし、脱毛の効果は一次的です。即日で脱毛したいと考えている人向きの脱毛方法といえます。

脱毛サロンの開業で失敗しないためのポイント

脱毛サロンの開業で失敗しないためには、以下の点に注意してください。

  • 集客方法を入念に検討する
  • 予算管理はしっかりと行う
  • お客さまのニーズに対応できるようにしておく

脱毛サロンを開業したものの失敗してしまう場合、集客がうまくできていないケースが考えられます。
いくら優れた機器を用意していても、お客さまに認知してもらっていなければ意味がありません。
また、先ほども触れているように、ターゲットを踏まえたうえで集客方法を検討することも大切です。
自店舗を認知してもらうためにも、ターゲットとの接点を作るための適切な集客方法を選び、情報発信をこまめに行う必要があります。

また、予算管理が甘いために経営が不安定になるケースも少なくありません。

例えば、開業にあたって「豪華にしよう」と考え、家賃の高い物件を選ぶ、高額な最新機器を購入する、お洒落な内装にするために内装工事をする、といったことをしているとあっという間に資金に余裕がなくなってしまいます。

最初のうちは資金を踏まえたうえで、抑えられるところは抑え、無理なく経営に取り組むことが大切です。
また、収支の管理もしっかりと行い、曖昧なお金の使い方はしないようにしなければなりません。

そして、お客さまにとって利用しやすいサロンにすることを心がけてください。

例えば、現金決済のみではなく、クレジットカードやQRコード決済などにも対応できるようにしておくことは大切です。
特に脱毛にかかる費用は決して安くないため、カードで決済したいと考える人は少なくないでしょう。

また、お客さまの中には電子契約を希望する人もいます。
そのような時に備えて、電子契約サービスを導入しておくことも大切です。電子印鑑GMOサインは、月額料金9,680円(税込)で利用可能な電子契約サービスです。
最短1分での契約締結ができるため、契約時のお客様の負担も軽減できるでしょう。

工夫次第で開業コストは抑えられる!

今回は、脱毛サロンの開業を検討している方に向けて、脱毛サロンの基礎知識や開業コストの目安、開業までの流れなどを解説しました。

脱毛サロンの中でも、美容脱毛は専門資格がなくても開業できます。

また、開業にあたっては最低でも200万円程度は必要となりますが、自宅で開業する、リースを活用するなど工夫次第でコストを抑えることは十分可能です。
一方で開業後は、契約手続きが増え、契約書の管理などが手間になる可能性があります。

開業後の業務効率を高めるためにも、電子印鑑GMOサインのような電子契約サービスの導入も検討してみてください。

詳しくは「電子印鑑GMOサイン」の特徴・選ばれる理由をご参照ください。

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この記事を書いた人

GMOサインが運営する公式ブログ「GMOサインブログ」の編集部です。
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