今回はペネトレーション湊さまに取材をさせていただきました!
湊さん:
「具体的な目に見える有益な情報で1店舗でも多くの美容室様へご提案をする。」このような思いで2017年9月28日横浜市新横浜にpenetration(ペネトレーション)を開業致しました。
これまで長年様々な美容室・着物屋様との関わりの中で何が有益なのか、何が役に立つのか、何が喜ばれ、満足されるのかと営業を続け、成人式事業を中心に独立前からもお付き合いある美容室様を含めると1,000人以上の美容室オーナー様とお会いさせていただきました。
Penetrationの基本理念は「三方よし//売り手によし。買い手によし。世間によし。」です。
売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえるこの基本理念をコツコツと継続して今日があり多くの美容室様・着物屋様に喜んで頂いております。
現在は成人式事業から視野を広げステージアップとして和装関連事業に変化しております。
そして今回、私ペネトレーション湊と10年以上前から親交のある「千葉美容室D’ciel(ディシェル) Urban Hair Design」今関代表と共に表面の「美」から更に視野を広げ内面からの「美」を追求、お届けするため、「国際連合工業開発機関UNIDO」にも研究が掲載されている飯島博士にご協力いただき「シミ・たるみ・アンチエイリアシング」対策についても取組みを進めています。
目次
この事業を始めたきっかけについて教えてください
今関さん:
美容師として美容業に長く携わっていると、女性のお客さまから、髪以外にも肌のしわやたるみ等の相談を受ける事が多くありました。そのような女性の悩みを受けていると、自分自身でも女性の美について、課題解決をしていきたいという想いが年々大きくなっているのを感じていました。
その漠然とした想いをどうしたら形に出来るか、誰とどのようにすれば実現出来るかを模索していたところ、たまたま知り合いの社長さんから、国連HPに研究内容が掲載され、アンチエイジングの業界で活躍されている飯島博士をご紹介頂き、そこからこの事業が画期的に進み、美容液「ビーチェ」が誕生したんです。
ちなみに「ビーチェ」という名称は、スターティングメンバ―の3人で「美」のビューティーと「綺麗に変化する」のチェンジを掛け合わせて作った造語で、僕はかなり気に入っています(笑)。
「ビーチェ」が生まれて、これまで一番つらかったことを教えてください
今関さん:
対外的に向けてしっかりとした効果が得られている事を証明する資料作りや、代理店と共にどのように市場に広げていくか等、どちらかというと開発後のマーケティング活動ですかね。
例えば美容液一つとっても、ご存じの通り物凄い数の商品が既に世に出ています。その中でいかに他社との違いや、秀でている所の魅力を感じてもらえるように見せることが重要なのかなという部分で、現在も日々四苦八苦しながら一歩ずつ普及活動に取り組んでおります。
ビーチェにおいては、後程、飯島博士からも話があると思いますが、開発者の経歴も然ることながら、市販や既存の美容液では到達出来なかった、塗るだけで肌の最下層まで浸透する事を可能とさせた美容液です。それが大きな差別化を生み出しています。
勿論その他にも色々とありますが、ここでは長くなってしまうので割愛しますので、ご興味ある方は是非お問い合わせください!
いつリリースされた商品なのでしょうか
今関さん:
実はまだ半年も経ってないんですよ。ただ、飯島博士が20数年前から実際に商品開発されていた物を更に改良を加え、誕生したのがこのビーチェになります。
性能も既に高級サロン等で実績がある物を土台としているので、かなり自信をもってお客さまに勧めることが出来る商品です。
一言で言うと、どのような商品でしょうか
飯島博士:
「差別化が実現できた商品」ですかね。
当初、アンチエイジングで大きく差別化した商品を開発できればと思って、着手したんですよね。そこで、アンチエイジングで差別化ってどこだろうって考えた時に、やっぱりしわ、たるみ、それから小顔、リフトアップなどそのあたりのキーワードを拾って、差別化できないかなということを考えて作ったんですよ。
そこが他の商品とは違い、成功してると僕は思ってます。
そもそも土台ができあがっていた美容液とのことですが、「ビーチェ」に生まれ変わるにあたり、新たに付加されたものはありますか
飯島博士:
一つの例として、厚生労働省がしわの改善などで認めているナイアシンアミドを入れたとか、そういった部分を付加しました。
ナイアシンアミドとは、ビタミンEレチノールというものであまり濃いと、実は効果はないんですよね。
例えば、ここに食材があって、コックさんが和食とフレンチとイタリアンと中華いたとしたら、同じ食材を使っても全く違う料理出来上がりますよね。化粧品も同じで、厚生労働省で使ってもいいと認めた原材料があって、そのブレンドを変えるだけである効果が出るか出ないかとか、使い心地も全く変わるんですよ。
そうなると、ゼロコンマいくつで何をどれだけ入れたら最適となるかを判断するのが、ぼくら科学者の役割なんです。
さらに、作る水によっても全く変わりますから、その工場から得ることができる水がどういう性質なのかをまずは調査しないと化粧品というものは作れないんですよね。ちなみにビーチェの基礎となる水は、関西のものを使っています。
検証結果のデータなど教えてもらうことはできますか
飯島博士:
約500人のアンケート調査を行いましたが、70歳以上は満足度100%でした。
40~60代では91%で、中高年の満足度が圧倒的に高い結果になりました。一方、年齢が若くなるとそもそも衰えが見えていないので、満足度は低くなりました。
今後の展望として、どのように売っていきたいかなどの想いを教えてください
飯島博士:
きれいになりたいと想いがある人は性別、国籍など関係なく使ってもらいたいですね。
実際に、日本人以外のアジア人はもとより、白人、黒人など人種を問わずご利用いただいています。
さらに、当初のメインターゲットは中高年の女性でしたが、最近は男性ユーザーも増えてきています。化粧品がほしいのではなく、きれいになりたいと思う人の想いに応えるのが、開発者としての責務と思い、現在もさらなる研究を続けています。
この記事を読む方へメッセージをお願いいたします
湊さん:
すべての女性に対してのメッセージになりますが、何を使ったらいいのかわからない、あの有名女優がCMをしているからついつい買ってしまうなどではなく、その道の専門家が開発した本物をぜひ一度体験していただきたいです。
【中小企業診断士 高橋良輔からの一言】
2022年現在の数値では、65歳以上の人口は総人口に占める割合は29.1%(3627万人)となり、男女別にみてみると、男性は1574万人(男性人口の26.0%)女性については、2053万人(女性人口の32.0%)である。
これは日本人口のほぼ3人に1人が高齢者となる時代に突入していることがうかがえる。
この数字は、労働人口が減ることで国力が衰退するともとれるが、別の切り口から見れば、事業としてはここに大きな宝の山があるともいえるのではないだろうか。
例えば、今回取材させていただいた美容液のような性別の隔たりなく美意識の高い高齢者をターゲットとする新たな商品を開発していくことで、大きなビジネスチャンスを得ることが容易に想像できる。
特に男性よりも女性のほうが長生きするため、高齢者の女性をターゲットとした商品開発を進めていくことが、さらなる事業の成長につながるだろう。