マイクラにおすすめのレンタルサーバー(VPS)7選!最適なサーバーの選び方を徹底解説

マインクラフトといえば、フィールドを自由に駆け回り、建築や討伐などを楽しめるサンドボックス型とも呼ばれるコンピューターゲームです。日本では「マイクラ」の愛称で親しまれており、世界中に多くのプレイヤーがいます。
そんなマイクラを最大限楽しむためには、レンタルサーバーがあると便利です。レンタルサーバーは、文字通り、情報を保管するための「サーバー」をレンタルするサービスです。
そこで今回は、マイクラのサーバーの種類やおすすめのレンタルサーバーを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
マインクラフトのサーバーは2パターン
マインクラフトのサーバーは、大きく分けて公式のサーバーと非公式のサーバーの2パターンあります。以下で詳しく見ていきましょう。
マイクラにはJAVA版と統合版がある
まず、マインクラフトは2種類あることを把握しておきましょう。
1つはJAVA版です。WindowsやmacOSなど、PCはJAVA版に対応しています。
2つめは統合版です。iOSやAndroidなどのスマートフォンや、Nintendo Switch、PlayStation4等の家庭用ゲーム機は、統合版に対応しています。
そして、JAVA版か統合版かによって、使えるサーバーも異なります。
JAVA版公式サーバー(無料)
マインクラフトのJAVA版公式サーバー(無料)は、開発元のスウェーデン企業Mojangが提供するサーバーで、公式サイトから簡単にアクセスできます。無料公式サーバーの主な特徴は以下の通りです。
手軽にセットアップできる
JAVA版公式サーバーは、セットアップがとても簡単です。公式サイトからサーバーソフトウェアをダウンロードし、指示に従ってインストールするだけで、すぐにマルチプレイを開始できるため、特に初心者にとっては、手軽さが大きなメリットです。
安定した運用ができる
無料公式サーバーはMojangが直接管理しているため、運用が安定しています。サーバーダウンのリスクが少なく、定期的なアップデートやセキュリティパッチも提供されるため、安心してプレイできます。
制約が少ない
無料公式サーバーは基本的な機能が揃っているため、自由にゲームをプレイできます。MOD(改造)やプラグイン(拡張機能)の利用は制限されるものの、公式のアドオンや設定だけで十分に楽しめるよう設計されています。
コスト面での優位性
公式サーバーは無料で利用できるため、初期投資を抑えたいプレイヤーには魅力的でしょう。ただし、無料版ではプレイヤー数に制限があるため、大規模なサーバー運用には向いていません。
もっと手軽に公式サーバーを楽しむなら「Realms」
もっと手軽に楽しみたいならRealms(レルムズ)がベストです。Realms(レルムズ)は、プレイヤーが簡単にマルチプレイの世界を作成・管理できる公式のサーバーホスティングサービスです。

いわゆるサブスクサービスとなっており、統合版であればマイクラを起動して「Realms」タブを選んで30日間は無料ですぐに試せます。
たとえばiOSの場合、料金はコアプランで月額480円、プラスプランで月額960円です。招待される側は無料で接続して楽しめます。ちなみにコアプランはサーバー内で同時に遊べるのは2名までです。プラスプランはサーバー内で同時に10名までが遊べます。
レンタルサーバー(VPS)
続いて、非公式のサーバーについて紹介します。最近では簡単にマイクラサーバーを構築できるレンタルサーバー会社も多くなってきているので、サーバー構築の知識がない方も安心してください。
レンタルサーバーにもさまざまな種類がありますが、初心者にとって手軽に利用できるのがVPS(Virtual Private Server)です。VPSは、仮想的に専用のサーバー環境を提供するサービスを指します。共有サーバーよりも自由度が高く、パフォーマンスも優れているので、VPSを選べばよりマイクラを楽しむことができるでしょう。
以下で、VPSを選ぶ利点を挙げてみます。
専用のリソース
VPSは仮想的に専用のリソースを割り当てるため、他のユーザーの影響を受けにくく、安定したパフォーマンスを発揮します。そのため、大人数でのプレイや大規模なワールドの運用がスムーズに行えます。
高いカスタマイズ性
VPSは専用サーバーに近い環境となっているため、サーバー設定やソフトウェアのインストールを自由に行うことができます。これにより、自分好みのサーバー環境を作ることが可能です。
高い拡張性
必要に応じてサーバースペックを増強できるメリットがあります。プレイヤー数の増加やワールドの拡張に応じて、柔軟にカスタマイズできます。
コスト
VPSは共有サーバーに比べて料金が高くなる傾向がありますが、その分パフォーマンスや自由度が向上します。特に本格的なサーバー運用を目指すプレイヤーにとっては、「コストをかけた甲斐があった」と満足感を得られるはずです。
マインクラフトはレンタルサーバー(VPS)がおすすめの理由
上記で紹介したサーバーの中でも、マイクラをより深く楽しむためにはレンタルサーバーの利用がおすすめです。以下でその理由を見てみましょう。
国内のレンタルサーバーの場合、安定性が高い
国内のレンタルサーバーを利用する場合、より安定した接続環境でゲームをプレイできます。日本国内のデータセンターを使用することで通信距離が短縮されるので、ネットワーク遅延が少なくなります。その結果、ゲームプレイ中のラグを最小限に抑えることができるでしょう。
さらに、日本国内の大手レンタルサーバー会社はサポート体制がしっかりしている傾向があります。トラブルが発生した場合でも迅速に対応してもらえるため、安心してサーバー運用が可能です。
より多くの人数とゲームができる
VPSは仮想的に専用のリソースを割り当てるため、大規模なプレイヤー数でも安定した運用が可能です。リソースの追加が簡単なので、プレイヤー数の増加に応じてCPUやメモリなどのリソースを柔軟に調整できます。
少人数でゲームをプレイしているうちに、プレイヤー数が増えた場合でも、スムーズに対応することが可能です。また、大規模なイベントやコンテストを開催する際にも、VPSのリソースが役立ちます。
テンプレートを用いて設定できるため簡単
多くのVPS提供会社では、マインクラフト用のサーバーテンプレートが用意されており、初心者でも簡単にサーバーを立ち上げることができます。テンプレートを利用することで、必要なソフトウェアや設定が自動的にインストールされ、短時間でサーバーを立ち上げることができるのです。
テンプレートを使えば、複雑な設定やコマンド入力が不要になり、初心者でも直感的に操作できるため、サーバーのセットアップが簡単になります。
また、手動での設定作業はミスが発生しやすいですが、テンプレートを利用することでそのリスクを大幅に減らすことができます。
さらに、自分のプレイスタイルに合ったテンプレートを選ぶことで、より自分好みにゲームを楽しむことができるようになります。
MODを使って遊べる
VPSの大きな魅力のひとつは、MOD(※)の導入を簡単に行える点です。
VPSは高いカスタマイズ性を持ち、さまざまなMODを導入できるため、ゲームのバリエーションを増やして新しい冒険を楽しめるようになります。たとえば追加のアイテムやモンスター、新しい構造物など、公式サーバーでは体験できない要素を楽しむことができます。自分の好きなMODを組み合わせて、独自のワールドを作り上げることもできます。
多くのVPS提供会社は、MODのインストールや管理を簡単に行えるツールやインターフェースを提供しているため、技術的な知識がなくても、比較的簡単にMODを導入できます。MODのアップデートや削除も簡単に行えるため、常に最新の状態でプレイを続けることが可能です。
※マインクラフトにおけるmod(モッド)とは、ゲームの機能や内容を拡張・変更するためのユーザー作成のプログラムやファイルです。新しいキャラクターやマップの追加が可能になります。
マインクラフトに適したレンタルサーバーの選び方
ここからはレンタルサーバーの選び方のポイントをお伝えします。
各種スペックを比較する
マインクラフトのレンタルサーバーを選ぶ際には、いくつかの項目のスペックを比較する必要があります。快適なプレイ環境には、サーバーのスペックが大きく影響するためです。初心者にもわかりやすいよう、それぞれのポイントを説明します。
CPUのコア数
CPUのコア数とは、コンピューターの「脳みそ」がどれだけあるかを示します。コアが多ければ多いほど、同時に多くの作業をこなすことができます。
マインクラフトのサーバーでは、たとえばワールドの生成やプレイヤーの移動、モンスターの動きなど、たくさんの作業を同時に処理する必要があります。そのため、コア数が多いほどスムーズに動作するのです。
一般的には、4つ以上のコアを持つCPUが推奨されます。プレイヤーが多い場合や、大規模なワールドを運用する場合は、6コア以上のCPUを選ぶとさらに快適になるでしょう。
CPUのクロック数
クロック数とは、CPUがどれだけ速く動けるかを示す数字です。これは人間でいえば反応速度のようなもので、数値が高いほど処理が速くなります。
たとえば3.0GHzのクロック数を持つCPUは、1秒間に30億回の計算を行うことができます。マインクラフトでは、特に1つのコアあたりの速度によって、ゲームのプレイ環境を大きく左右します。
高いクロック数を持つCPUは、ゲーム内でのラグ(遅延)を減らし、滑らかにゲームが動きます。3.0GHz以上のクロック数があるCPUを選ぶことで、複雑なワールドやレッドストーン回路の動作がスムーズになるでしょう。
メモリ数
メモリは、コンピューターが一度に扱える情報の量を示します。マインクラフトサーバーでは、多くのプレイヤーやエンティティ(モンスターやアイテム)を処理するために、十分なメモリが必要です。メモリが少ないと、ゲームが重くなったり、クラッシュしたりすることがあります。
初心者でも安心して遊べるようにするためには、最低でも8GBのメモリを持つサーバーを選びましょう。さらに、多人数プレイやMODを多く使う場合は、16GB以上のメモリを備えたサーバーがおすすめです。これにより、ゲーム内でのパフォーマンスが向上し、スムーズなプレイが可能になります。
ストレージにSSDが用いられているか
データを保存する場所をストレージといいますが、ストレージのデータの読み書きの速度も、レンタルサーバーを選択する際の重要なポイントです
マインクラフトサーバーにSSDを使用することで、プレイヤーがワールドにログインする際の待ち時間が短くなり、ゲーム内の読み込みも速くなります。SSDは耐久性も高く、長期間にわたって安定してデータを保存できるので、ストレージにはSSDが用いられているサーバーを選ぶことが重要です。
サーバー自動構築サービスの有無を確認
サーバー自動構築サービスとは、サーバーのセットアップを簡単に行うためのサービスです。このサービスを利用することで、技術的な知識がなくても簡単にマインクラフトサーバーを立ち上げることができます。
通常、サーバーの設定やソフトウェアのインストールには時間と手間がかかりますが、自動構築サービスを利用すれば、必要なソフトウェアや設定が自動的に行われるため、わずか数分でサーバーを準備できます。しかも設定ミスやトラブルのリスクも減り、初心者でも安心して利用できるのが魅力です。
自由に料金プランの変更が可能か
マインクラフトサーバーの利用状況に応じて、料金プランを柔軟に変更できるサーバーを選ぶと便利です。
たとえば、最初は少人数で遊び始めても、時間が経つにつれてプレイヤーが増えることがあります。このような場合、サーバーのリソースを増やす必要があります。
自由にプランを変更できるサーバーを選ぶと、必要なリソースを簡単に追加でき、プレイヤー数が増えても快適なプレイ環境が維持できます。また、シーズンやイベントに応じて、一時的にリソースを増減させることも可能です。自由度の高いサーバーを選ぶことで、コストを最適化しながら、常に最適なサーバー環境を提供できます。
マインクラフトにおすすめのレンタルサーバー7選
さて、ここからはいよいよマインクラフトにおすすめのレンタルサーバーを7つ紹介していきます。
ConoHa for GAME

ConoHa for GAMEは、GMOインターネット株式会社が提供するゲーム専用のVPSです。このサービスは特にマインクラフトに特化しており、高性能なサーバーが構築されています。
サーバーの立ち上げが簡単で、初心者でも安心して利用できます。さらに、自由にリソースを追加できるため、大規模なプレイヤー数にも対応可能です。ConoHaはDDoS対策も充実しており、安全にゲームを楽しむことができます。
ロリポップ! for Gamers

ロリポップ! for Gamersは、GMOペパボが提供するゲーマー向けのマルチプレイ専用サーバーサービスです。Minecraft(Java版、統合版)をはじめARK:Survival EvolvedやRust、7 Days to Die、Soulmaskなど人気ゲームに対応しており、月額800円からのリーズナブルな料金で利用できます。
初心者でも安心してサーバーを運用できるよう、推奨スペックの提供と、簡単に設定できる管理画面が特徴です。また、公式Discordサーバーを運営しており、サービス運営者や仲間との交流も簡単に図れます。
Xserver GAMEs

Xserver GAMEsは、エックスサーバー株式会社が提供するゲーム専用のVPSで、特にマインクラフトに特化しています。高性能なハードウェアと低遅延なネットワークを特徴とし、多人数でのプレイでも安定したパフォーマンスを発揮します。
サーバーの設定が非常に簡単で、直感的に操作できる設定画面に構成されているため、初心者でもスムーズにサーバーを立ち上げられます。また、データの読み書きが非常に高速で、大規模なワールドやMODの導入にも対応可能です。
さらに、ゲーム用に最適化されたCPUを使用しており、他社と比較しても高い処理性能を誇ります。
さくらのVPS

さくらのVPSは、さくらインターネット株式会社が運営するVPSサービスです。業界大手なので、安定性と信頼性が高いことで知られています。
さくらのVPSは国内に複数のデータセンターを持ち、低遅延でのプレイが可能です。サーバーの起動や管理も簡単で、マインクラフト専用のテンプレートが用意されており、初心者でもスムーズにサーバーを立ち上げることができます。
また、DDoS攻撃(プログラムの破壊やデータへの不正侵入など)への対策も強化されており、安全にプレイできます。
Aternos

Aternosは、無料でマインクラフトサーバーを提供するサービスです。コストをかけずに安定したサーバー運用が可能です。
ただし、無料サービスであるため、サーバーの起動や再起動時に待機時間が発生することがあり、プレイヤー数が多いとパフォーマンスが低下する可能性があります。また、メモリは1GBなので、3人程度までのプレイしかできないでしょう。
5分間操作していないと、勝手に接続が切断される点もマイナスポイントに感じる方が多いかもしれません。
Agames

Agamesは、AWAKENING合同会社が運営するVPSサービスで、特にマインクラフト専用サーバーに力を入れています。
プランが他のサーバーと比べると個性的で、CPU、メモリ、容量の合計に応じて月額が変わります。
Server.pro

Server.proは、無料プランと有料プランを提供しているレンタルサーバーサービスです。無料プランでは1GBのメモリですが、SSDは5GBまで利用できます
有料プランでは追加の機能が利用できます。まずは無料プランを試してから、有料プランへのアップグレードを検討する方も多いです。
サーバーの設定や管理が簡単で、豊富なカスタマイズオプションが用意されており、初心者から上級者まで幅広く対応できます。しかし、海外サイトなので英語に苦手意識がある方はストレスを感じるかもしれません。
まとめ:自分にぴったりなマイクラサーバーを
マイクラでマルチプレイする場合は、VPSレンタルサーバーがおすすめです。レンタルサーバーにはさまざまな種類があるため、自分のプレイスタイルに合ったものを選びましょう。
メモリやCPUなど、各種スペックの比較を通して、最適なサーバーを見つけてください。

サーバー選びと同時に見直したい「契約」業務
レンタルサーバーを利用してウェブサイトやブログを運営する個人事業主や法人の皆様は、日々の業務で契約書を交わす機会も多いのではないでしょうか。
ウェブサイト制作の業務委託契約、アフィリエイトの提携契約、オンラインショップ運営での取引基本契約など、ビジネスの成長とともに契約業務は増えていきます。

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レンタルサーバーを選ぶ上で、セキュリティは非常に重要な要素です。大切なデータを守るために、信頼できるサービスを選ぶことが不可欠です。
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