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紹介予定派遣とは?一般的な派遣との違いは何?メリットやデメリット、活用方法を詳しく解説!

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派遣形態には様々な種類がありますが、その一つである紹介予定派遣は派遣会社に登録して派遣社員として勤務し、将来的に派遣先で正社員として雇用される見込みがある働き方を指します。紹介予定派遣には他の派遣形態にはないメリットやデメリットなどがありますので、本記事で詳しく解説します。

目次

紹介予定派遣とは

紹介予定派遣とは、派遣先企業と将来的に直接雇用契約を結ぶ見込みで行われる派遣契約を指します。雇用契約を結ぶかどうかは企業と派遣社員双方の合意が必要になるため、どちらかが合意しない場合は派遣社員として勤務を続けることになります。そのため、直接雇用が確約されているわけではない点には注意が必要です。

一般的な派遣との違い

一般的な派遣と紹介予定派遣では、派遣会社に登録して派遣先で勤務する際は派遣会社の社員という身分で勤務する点では共通しています。しかし、以下のような点では異なります。

・将来的な直接雇用の明記
・採用までの過程
・派遣される期間
・直接雇用への切り替え

それぞれ詳しく解説します。

将来的な直接雇用の明記

紹介予定派遣では、勤務する派遣先の企業が直接的に雇用することを前提に従業員を募集することを明記しなければいけません。そのため、応募者も直接雇用される可能性を確認しやすくなります。

採用までの過程

紹介予定派遣の採用過程では、一般的な派遣とは異なり、法律で面接を行うことや履歴書の提出が認められています。

(3) 紹介予定派遣については、円滑かつ的確な労働力需給の結合を図るための手段として設けられた
ものであり、具体的には次の①から③までの措置を行うことができるものである。
 ① 派遣就業開始前の面接、履歴書の送付等
 ② 派遣就業開始前及び派遣就業期間中の求人条件の明示
 ③ 派遣就業期間中の求人・求職の意思等の確認及び採用内定

引用元:第1 労働者派遣事業の意義等|厚生労働省

しかし、紹介予定派遣では派遣会社が面接や履歴書の作成などをサポートしてくれますので、自分の意思や希望を伝えておきましょう。

派遣期間

一般的な派遣では派遣期間は3年までと定められていますが、紹介予定派遣は直接雇用を目的としているため、長期的な派遣は認められておらず、最長6ヶ月までと定められています。

2.紹介予定派遣を行う場合の派遣先の留意事項(要領第8の17)
 (1) 紹介予定派遣を受け入れる期間
   派遣先は、紹介予定派遣を受け入れるに当たっては、6箇月を超えて、同一の派遣労働者を受け入れないこと(「派遣先が講ずべき措置に関する指針」第2の18 の(1)(要領第8の19 参照))。

引用元:労働者派遣法関係参照条文 – 紹介予定派遣関係|厚生労働省

直接雇用への切り替え

一般的な派遣の場合には、派遣期間中に勤務先と直接雇用契約は結ぶことができません。一方紹介予定派遣では派遣期間が6ヶ月以内と定められていますが、派遣期間内に派遣先企業および雇用者との双方の同意があれば、その時点で直接雇用が成立します。

紹介予定派遣のメリット

紹介予定派遣には、以下のようなメリットがあります。

・直接雇用につながる
・勤務先の職場の状況がわかる
・派遣会社のバックアップがある
・キャンセルしても次の候補を見つけやすい

それぞれ詳しく解説します。

直接雇用につながる

紹介予定派遣のメリットには、直接雇用につながることが挙げられます。一般的な派遣の場合、派遣先の企業と派遣期間中に雇用契約を結ぶことはできません。派遣契約を解約してから新たに雇用契約を結ぶ例外的な方法はありますが、派遣会社と派遣先の企業との間でトラブルに発展する可能性が考えられます。

しかし、紹介予定派遣の場合には、派遣先との直接雇用契約を結ぶことはいつでもできるので、新しい雇用契約が成立すれば安定した仕事に就けるようになります。

勤務先の職場の状況がわかる

雇用契約を結ぶ前に勤務先の様子を知ることができるので、職場環境や企業の雰囲気などを把握できます。会社案内などではわからない生の情報を知ることができるので、自分に合う職場かどうか判断できるでしょう。

また実際に働くことで、社員同士の交流や人間関係などもある程度把握できるメリットもあります。そのため直接雇用されるときに、この職場なら自分らしく仕事ができそうだと感じていたならば、就職の失敗を防げる魅力があります。

未経験でも働きやすい

一般的な転職では、未経験からの応募はハードルが高いケースがあります。一方紹介予定派遣では、未経験でもまずは派遣社員として働いてから雇用契約へという段階を踏むことになるので、未経験でも応募できるメリットがあります。

これまで経験したことがない仕事でも、自分にマッチする仕事かどうかチェックできます。そのため、紹介予定派遣は自分の可能性を広げる選択肢と言えます。

派遣会社のバックアップがある

紹介予定派遣では、派遣会社によるバックアップが受けられます。例えば個人で転職をする場合には、雇用条件について面接時などに直接自分の意思を伝える必要がありますが、紹介予定派遣では派遣会社が派遣社員に代わって採用企業と交渉を行ってくれるため、自分で交渉をするよりも話し合いがスムーズに進む場合が多いです。派遣会社に自分の意思を伝えておけば、伝えにくいことでも代わりに募集企業とコミュニケーションをとってくれるので雇用までのストレスが減らせます。

他にも勤務先の選定で、自分にマッチした雇用先を選ぶサポートをしてくれるメリットもあります。派遣会社の担当者とコミュニケーションをとっておけば、希望する仕事やスキルを活かした仕事など自分に合った募集があるかどうかについて相談に乗ってくれるので、ニーズに合った職場で勤務できる可能性が高くなります。

キャンセルしても次の候補を見つけやすい

一般的な転職では、当初希望していた企業への応募を断ると次に新たな希望先を探すのに時間がかかってしまいます。なぜなら自分のスキルや雇用条件を再度確認して、マッチした求人を探さなければいけないからです。そのため時間や労力がかかるだけでなく、必ずしも雇用が成立するとは限らないため、なかなか安定した仕事に就けないといった問題が生じます。

その点、紹介予定派遣は有利です。なぜなら当初予定していた企業への勤務を断ったとしても、派遣会社に依頼するだけで新たな候補を探してもらえるからです。派遣会社は希望者にマッチした仕事をリサーチして紹介してくれますので、自分で探す手間が省ける分新たな雇用先が見つけやすくなります。

紹介予定派遣のデメリット

紹介予定派遣には、以下のようなデメリットがあります。

・雇用が確約されるわけではない
・条件の変更リスク

それぞれ詳しく解説します。

雇用が確約されるわけではない

紹介予定派遣で直接雇用を目指したとしても、必ずしも雇用されるとは限らない点に気をつけましょう。直接雇用されるかどうかは募集企業側の意向にもよりますので、採用を見送りにする場合もあります。なお、その場合には募集企業側は採用見送りの理由について知らせる義務があるので、なぜ採用されなかったのかについて知ることはできます。

条件の変更リスク

紹介予定派遣で雇用された場合、派遣社員として働いていた期間の条件と正規雇用された際の条件が異なるケースがあります。雇用条件が変わる場合には、募集企業はそのことを知らせる必要があるので、条件が変わることもありうるとことを覚えておきましょう。

紹介予定派遣で正規雇用される確率は?

紹介予定派遣で働く場合、正規雇用に変更される可能性がどれくらいか気になるところでしょう。独立行政法人労働政策機構が出したデータでは、紹介予定派遣で正規雇用された従業員の割合は約57%です。そのため、およそ2人に1人の割合で正規雇用されると言われています。

ただし、派遣期間中では募集企業は派遣労働者の自社への適性をチェックしていますので、なるべく正規雇用されるように励むと良いでしょう。

紹介予定派遣を上手に活用するには

紹介予定派遣は、一般的な就職と比較すると、有利な手段になりえます。100%直接雇用につながるわけではありませんが、職場とのマッチングをチェックできるためうまく就職できる可能性は高くなると言えるでしょう。

紹介予定派遣ではお伝えしたようなメリットがある働き方なので、自分に合った職場を見つけるために活用してはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

GMOサインが運営する公式ブログ「GMOサインブログ」の編集部です。
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