エックスサーバーの評判は本当?実際に使って分かったメリット・デメリットを徹底解説

エックスサーバーは、高コストパフォーマンスで使いやすいと評判です。日本国内で運営されており、日本語でのサポート体制が充実している点が特徴です。また、エックスサーバーでは初心者から上級者まで幅広いニーズに対応できるプランも用意されています。
今回はエックスサーバーについて、なぜ評判が高いのか、実際にWebサイトを作成した経験からエックスサーバーを操作して感じたことなどを詳しく解説します。
エックスサーバーとは国内シェアNo.1の超有名サーバー
引用元:https://www.xserver.ne.jp/
エックスサーバーは、国内シェアNo.1で導入企業数が22万社、運用サイト数が250万件という実績を持つ有名なレンタルサーバーです。
エックスサーバーでは、WordPressなどのCMSのかんたんインストール機能や独自ドメインや、SSL/TLS証明書発行機能など、Webサイト運営に必要な機能を豊富に提供しています。
また、日本語での電話、メール、チャットサポートも充実しており、トラブル時には迅速な対応で問題を解決することが可能です。
エックスサーバーの評判は?メリットも解説
引用元:https://www.xserver.ne.jp/
エックスサーバーで、よく見かける評判は以下のとおりです。
- 選んだドメインがずっと無料で使用できる
- かんたんにWordPressインストールできる
- 無料でテーマを選べる
- 複数ドメインでの運用がかんたん
- 月額1,000円以下で利用できる
詳しく解説します。
選んだドメインがずっと無料
引用元:https://www.xdomain.ne.jp/
エックスサーバーでは、選んだドメインが永年無料になる特典があります。ドメインの無料特典は2種類あり、永年無料か、1年間無料のどちらかを選択することになるでしょう。詳しくは以下のとおりです。
特典の種類/プラン スタンダード プレミアム ビジネス 永年無料の場合 以下から選択
.com
.net
.org
.info
.biz
.xyz
.link
.click
.blog
.online
.site以下から選択
.com
.net
.org
.info
.biz
.xyz
.link
.click
.blog
.online
.site
.jp以下から選択
.com
.net
.org
.info
.biz
.xyz
.link
.click
.blog
.online
.site
.jp
.co.jp※
.or.jp※
.ne.jp※
.gr.jp※
※新規取得には条件有り1年間無料の場合 .online
.space
.website
.site
.tech
.store
.osaka
.moe
.earth
.ink
.wiki
.xyz
.group
.live
.life
.world
.mobi
.works
.me
を全種類、1年間無料で提供いたします。※ビジネスの場合でのドメイン取得は、一部条件があります。
引用元:エックスサーバー「独自ドメイン永久無料特典」/「独自ドメイン1年無料特典」
かんたんにWordPressなどをインストールできる
引用元:https://www.xserver.ne.jp/
エックスサーバーでは、WordPressやEC-CUBEなど人気プログラムをかんたんにインストールできます。
WordPressの場合
WordPressの場合は、サーバーパネルから「WordPress簡単インストール」をクリックし、WordPressをインストールしたいドメインを選択した後に、所定の情報を入れていくことでWordPressのインストールが完了します。
インストール完了になると、リンクが生成されるのでリンクをクリックして、設定したIDとパスワードでログインできます。
EC-CUBEの場合
EC-CUBEも同様に、サーバーパネルの「簡単インストール」から設定するドメインを選び、「プログラムインストール」のタブをクリックします。
各項目を入力後「インストールする」をクリック。インストールが完了すると、完了画面が表示されれば完了です。
無料でテーマを選べる
引用元:https://www.xserver.ne.jp/feature/wordpress.php
エックスサーバーはいくつかのテーマを提供しています。無料で利用できるテーマが2種類、有料テーマが6種類。これらのテーマは、エックスサーバーのアカウント登録時に選べます。
エックスサーバーで選べるおもなテーマは以下のとおりです。
種別 | テーマ名 | おもな用途 | 特徴 |
---|---|---|---|
無料 | Cocoon | ブログ | ブログ用大人気テーマ |
Lightning | サイト | サイト構築に人気の無料テーマ | |
有料 | XWRITE | サイト・ブログ | サイトやブログ運営に最適な機能多数 |
SWELL | サイト・ブログ | シンプルかつ洗練されたデザイン | |
Snow Monkey | サイト | 本格カスタマイズ対応、中上級者向け | |
Emanon Business | サイト | ビジネスサイトにおすすめ | |
LIQUID INSIGHT | ブログ | コンテンツマーケティング向け | |
Nishiki Pro | サイト | ネットショップにも対応 |
複数ドメインでの運用がかんたん
エックスサーバーでは、マルチドメイン機能という、1つのサーバー契約で複数のドメインを利用できる機能が提供されています。さらに、1つのドメインから無制限にサブドメインを作成することもできるため、柔軟なWebサイト構築が可能です。
エックスサーバーのマルチドメイン機能は、複数のWebサイトやプロジェクトを効率的に管理したいユーザーにとって便利な機能です。1つのサーバー契約で複数のドメインを運用することで、コスト面や管理面でのメリットが得られます。
月額料金が1,000円以下で利用できる
現在月額1,000円以下で、エックスサーバーを利用できるキャンペーンを実施しています。通常だとスタンダードプランは990円(税込)ですが、キャンペーンの適用期間中は月額693円(税込)で利用可能です。
ほかにも、エックスサーバーの利用料金とプランは以下のとおりです。
プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | ||
3カ月 | 1,320円/月 | 2,640円/月 | 5,280円/月 |
6カ月 | 1,210円/月 | 2,420円/月 | 4,840円/月 |
12カ月 | (880円/月)※ | (1,760円/月)※ | (3,520円/月)※ |
24カ月 | (783円/月)※ | (1,567円/月)※ | (3,135円/月)※ |
36カ月 | (693円/月)※ | (1,386円/月)※ | (2,772円/月)※ |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
※ ()内はキャンペーン期間中の月額料金です。
(引用:エックスサーバー「料金プラン」)
例を挙げると、スタンダードプランの「支払い合計金額」は、3カ月の場合で3,960円(税込)。36カ月の場合は35,640円(税込)で、キャンペーン適用の場合には24,948円(税込)となります。
エックスサーバーの利用方法は3通り
エックスサーバーの利用方法は、おもに3通りです。
- エックスドメインでドメインを取得し、エックスサーバーで利用する
- 他社ドメインでドメインを取得し、エックスサーバーで利用する
- 他社サーバーからエックスサーバーへ乗り換え
以下で詳しく解説します。
エックスドメインでドメイン取得後、サーバーを新規構築
エックスサーバーでは、エックスドメインという独自ドメインを購入し、管理するサービスが提供されています。このサービスを利用することで、安い料金でのWebサイト運用を実現できます。
エックスドメインでのドメイン取得価格は次のとおりです。
ドメイン名 | 料金(税込) |
---|---|
.com | 1円 |
.net | 1円 |
.jp | 1円 |
.xyz | 1円 |
.blog | 1円 |
.co.jp | 4,136円 |
.info | 308円 |
.site | 99円 |
.org | 946円 |
.website | 108円 |
以上の価格は、取得、移管と更新でそれぞれかかる費用が変動します。しかし、エックスサーバーのエックスドメインサービスを活用することで、コストを抑えながら最適なドメイン管理とサーバー利用を実現できます。
他社ドメインでサーバーの新規構築
エックスサーバーでは、他社で取得したドメインを利用することも可能です。
移管後の更新費用も無料になるため、コストパフォーマンスの良い方法です。Webサイト運用にかかる費用を最適化し、効率的な管理を実現できます。
以下の手順で他社ドメインを使用して、エックスサーバーの新規構築ができます。
- 利用したい他社ドメインのネームサーバーをエックスサーバーに変更しておく
- エックスドメインにログインをする
- 他社で購入したドメインをエックスドメインで移管申し込みをする
- 移管したいドメインをクリックする
- 移管可能な場合は、申し込み内容の確認をクリックする
申し込みをクリックすると他社で利用していたドメインは、エックスドメインの管理下に入ります。
他社サーバーからエックスサーバーへ乗り換え
新規構築だけでなく、他社サーバーからエックスサーバーへ乗り換えることも可能です。エックスサーバーへの乗り換えは、新規構築の方法と少し変わります。手順は以下のとおりです。
- サイトの申し込みをする
- ドメイン設定を行う
- サーバーの移行作業を行う
- ネームサーバーを変更する
- 移転完了の確認を行う
この手順を間違えてしまうと、サイトが表示されなくなってしまうおそれがあるため、実際に移行を行う際はエックスサーバーのマニュアルを参考にしながら行いましょう。
エックスサーバーを利用するデメリットと注意点
ここからは実際にエックスサーバーを利用した経験をもとに、エックスサーバーを利用する際の注意点を詳しく解説します。
料金が高い
エックスサーバーでは、月額換算で1,000円以下と紹介されることがありますが、これは長期契約時の金額です。実際には3カ月契約など短期契約の場合、1カ月あたりの費用は1,000円を超えることがあるため注意が必要です。
他社のように「完全な月額制」がないため、料金体系が分かりづらいと感じる方もいるかもしれません。契約前に、自分に合ったプランと期間をよく確認しましょう。
専門用語に戸惑うことがある
サーバーやWebサイトの構築がはじめての方にとっては、エックスサーバーの利用中に見慣れない専門用語が出てきて、戸惑うことがあります。
たとえば、「ネームサーバーの変更」や「ドメイン移管」などは、意味を調べながら進める必要があるため、最初は難しく感じるかもしれません。
実際に使い始めるうえで押さえておきたい専門用語は、以下の3つです。
- WAF設定(セキュリティ強化)
Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を設定することで、外部からの不正アクセスを防ぎ、サイトの安全性を高められます。 - WordPressの簡単インストール
数クリックでWordPressのインストールとログインURLの取得が可能です。初心者でもすぐにブログやサイトを始められます。 - DNSレコードの設定
取得したドメインとエックスサーバーをひも付ける作業で、Webサイトを正しく表示させるために必要です。
この3点を押さえておけば、あとはわからない部分を調べたり、サポートに相談したりしながらでも十分に運用できます。難しそうに感じても、1つずつ取り組めば大丈夫です。
エックスサーバーに関するよくある質問
- エックスサーバーは途中解約可能?
-
エックスサーバーは契約期間の途中でも解約手続きが可能です。解約申請後も契約満了日まではサービスを利用できるため、急な事情で利用をやめたい場合にも安心です。解約手続きもXserverアカウントの管理画面からかんたんに行えます。
- 途中解約した場合、残りの期間の料金は返金してもらえる?
-
エックスサーバーでは、途中解約による残期間の料金返金はありません。どれだけ早い段階で解約しても、すでに支払った利用料は返却されない仕組みです。
- エックスサーバーの運営会社はどこ?
-
エックスサーバーの運営会社は「エックスサーバー株式会社」です。本社は大阪府大阪市北区グランフロント大阪タワーA32Fにあり、現在国内シェアNo.1のレンタルサーバーサービスを展開しています。
法人・個人を問わず多くのユーザーに選ばれている理由は、エックスサーバーが20年以上の運用実績と、250万件を超えるサイト運営のノウハウを活かして、安定した高品質なサービスを提供しているからです。
エックスサーバーはコストパフォーマンスが高い
エックスサーバーを初めて利用する際に、サイト作成やドメイン移管などの操作が難しく、戸惑うこともあります。特に、サーバーパネルの操作を誤るとWordPressなどのデータが消失する可能性もあるため、慎重に取り組む必要があります。
安定したブログやサイトの運用を検討しているであれば、エックスサーバーを試してみてはいかがでしょうか。