初めて一人暮らしをすることになったけれど、失敗しそうで不安
とお悩みではありませんか。
新生活に失敗はつきものですが、大きな痛手となるミスは回避したいという思いは誰しも同じだと思います。実際にあった失敗例をチェックしておけば、大きなミスなく新生活を始められるかもしれません。
この記事では、初めての一人暮らしの失敗例17選を紹介します。
お部屋探しから家具家電、収納スペースやインターネット別の例を記載するので、新生活を始める前にチェックしてみてください。
目次
【お部屋探し】初めての一人暮らしの失敗例6選
賃貸物件は数多くあり、建物別に家賃や間取りなどが異なります。希望にぴったりの物件を見つけられればいいものの、いざ生活を始めてみて後悔した経験がある人も意外と多いもの。
ここでは、お部屋探しの失敗例6選を紹介します。
駅近物件を選んだら騒音に悩まされた
駅の近くの物件を見つけて契約しました。生活し始めてびっくりしたのが、生活に支障がでるほどの電車の騒音。もともと住んでいたところは電車が1時間に1本しかありませんでしたが、都会は頻繁に通っていることを知って後悔しました
駅近物件を希望する人は多いものの、線路の近くだと電車の騒音に悩まされるケースも少なくありません。特に都会は電車の本数が多く、夜中まで通っているため、睡眠にも影響を及ぼす可能性もあるでしょう。
職場に近い物件を選んだのに通勤時間が変わらなかった
職場から近い物件に引っ越したのに、家から駅までかなり遠くなりました。それに加えてバスも使わなければならなくなったので、トータルの通勤時間は引っ越し前と変わらなかった
職場から近ければ、通勤は楽になるでしょう。しかし、最寄りの公共交通機関によっては通勤時間がさらに増える可能性もあるため、気になる物件を見つけたら職場までの通勤手段と時間をチェックしておきましょう。
1Rを選んだら居室内のにおいに悩まされた
少しでも広い部屋がいいと思って1Rの部屋を選んだら、料理をしたときのにおいや煙がかなり気になりました。服を出しっぱなしにするとにおいがついてしまいそうなので、キッチンとリビングがわかれている間取りを選べばよかったです
1R物件はリビング・居室・キッチンがすべて一緒になっている間取りです。
その分部屋の面積は広いのですが、仕切りがないためにおいが充満しやすいデメリットを持ちます。物件によっては仕切りを作ることもできるため、契約前に確認しておきましょう。
ロフトのはしごがガタガタ揺れて怖かった
ロフト付きの物件を選んだのですが、はしごがガタガタ揺れて怖い!酔っぱらっているときや寝起きに落ちそうで、不安です。かといって、ロフトの下は狭くて眠るスペースを確保できないし、どうしようもありません
ロフト付きの物件は非常に多く、狭くても眠る場所と居室をわけられるメリットがあります。しかし、はしごが大きく揺れると転倒する恐れもありますから、物件を見学した際に梯子の状態をチェックしておくことが大切です。
5.エレベーターがない物件を選んでしまい、荷物の持ち運びが大変だった
エレベーターはないけれど、部屋の間取りや家賃がお手頃だったので契約。実際に住み始めてみると、エレベーターがないことの大変さを痛感しました…。重い荷物を階段で運ばなくてはいけないのは、想像以上に大変です。エレベーターはあったほうがいいです
低層階の集合住宅だと、エレベーターなしの物件もあります。エレベーターがなければ重たい荷物を階段で運ばなければならないので、2階以上の部屋を借りる予定の方はエレベーターの有無をチェックしておきましょう。
6.ドアだらけの物件で開け閉めが面倒だった
見学時はあまり気にならなかったけれど、住み始めてからドアの開け閉めに大変さを感じました。リビングやトイレ、脱衣所、お風呂などのすべてにドアがあるので、移動が面倒に感じます
すべての部屋にドアがついていればしっかりと生活空間をわけられるものの、移動時に大変さを感じるという声もあります。しかし、ドアがないと落ち着かない方もいるので、希望にあった間取りを選ぶことが大切です。
【家具・家電】初めての一人暮らしの失敗例4選
新生活を始めるにあたり、家具・家電を購入する方も多いでしょう。
自分の好きなデザインや希望する予算内で選ぶことが大切ではあるものの、思わぬ失敗をするケースもあるため、ここで紹介します。
部屋の広さを考えず大きなソファーを買ってしまった
友達が来た時に便利だと思い、大きめのソファーを購入。いざ部屋に置いてみるとかなり大きくて、失敗したなと思いました。疲れてソファーで寝ちゃって余計疲れが溜まったり、大人数の友達を呼べなかったり…買わなきゃよかったです
店舗で見るとちょうどいいサイズに思えても、実際に部屋に置いてみると大きすぎたというケースは珍しくありません。部屋の広さを確認し、問題なく置けるサイズのものを選びましょう。
ガス用調理器具しかもっていないのにIH対応物件を選んでしまった
ガス用の調理器具しかもっていないのに、よく確認せずにIH対応物件を選んでしまいました…。調理器具はほとんど買いなおし。予定外の出費でした
現在住んでいる家から生活用品を持っていく場合は、持っているアイテムが引き続き使用可能かを確認しましょう。買い替えたばかりのアイテムを持って行っても、使えなければ無駄になってしまいます。
物件の壁が薄く、購入した掃除機が使えなかった
掃除機を購入したけれど、アパートの壁が薄くて苦情が来ました。結局クイックルワイパーで掃除しているので、掃除機は無駄になってしまった
物件によって壁の薄さは異なります。
壁の薄い物件は掃除機やドライヤーの音などがよく響くため、騒音トラブルを招きかねません。木造は音が響きやすく、鉄骨造は響きにくいため、住宅の構造も確認しておきましょう。
家具家電付きの物件を選んだけれど、設備が古くて使いにくかった
家具家電付きの物件を選んだら、古い設備ばかりで使いにくかった。思い通りのインテリアも楽しめないし、失敗したかも
家具家電付きの物件は、初期費用をできるだけ抑えたい方におすすめです。ただし、設置されている家電が古くて使いにくい、家具が好みではない可能性もあるので、契約前の内覧は必須です。実際に家具家電を確認したうえで決めましょう。
【収納スペース】初めての一人暮らしの失敗例4選
生活において、収納スペースはとても大切なポイントになります。
収納がなければ服や荷物を片付けられないため、性別や年齢を問わず、荷物量にあったスペースが確保されている物件を選びましょう。
ここでは、収納スペースに関する失敗例を紹介します。
丈の長い服をかけられないクローゼットで困った
物件にクローゼットが付いているけれど、もともとは押入れだったようで真ん中の仕切りが残ったままでした。ハンガーをかけるバーはついているけど、コートやワンピースのような丈の長い服がかけられなくて困ってます
押入れについている真ん中の仕切りが残っていると、丈の長い服がかけられません。丈の長い服をかけられるラックを別途購入する必要があるので、内覧の際にクローゼットのなかも見ておくといいでしょう。
玄関に収納がなくて靴を片付けられなかった
玄関が狭く、収納が付いていませんでした。市販のシューズラックも置けないし、靴を片付けられず山積みになっています…
収納がなくても市販のシューズラックで代用することは可能ですが、玄関が狭いとラックを置く場所ですら確保できません。あまり靴を持っていない人は困りませんが、靴の数が多い方は収納場所が確保されている物件を選ぶことをおすすめします。
キッチン・バス・トイレに収納がなかった
キッチンが狭く、収納も少なかった。リビングに食器棚を置いたけれど、お皿の持ち運びが面倒
お風呂とトイレ周りに収納がなく、しかたなくリビングに置いています。トイレットペーパーやバスタオルなど、わざわざ持っていくのが大変です
キッチン・お風呂・トイレの収納が少ない、または収納スペースがない場合はリビングに物を置かなければなりません。リビングが狭くなってしまうので、場所別にある程度の収納スペースが確保されているかをチェックしておきましょう。
4.玄関の近くにクローゼットがあって服の持ち運びが面倒だった
玄関の近くにクローゼットがある物件に引っ越しました。玄関で着替えるのは嫌だったので服を持ち運んでいたんですが、とても面倒。いつしかリビングに服が散らかるようになりました…
クローゼットがあるのは大きなメリットですが、場所によっては使いにくさを感じてしまいます。居室以外にある物件をチェックする際は、実際に生活し始めたあとをイメージしてみましょう。
【インターネット】初めての一人暮らしの失敗例3選
生活に欠かせないインターネット回線。ここで失敗するとスマホやパソコンの使いやすさに影響します。
なぜ失敗したのかを見ておきましょう。
格安物件を選んだらWi-Fiが設置できない物件だった
家賃が安い物件を選んだら、Wi-Fiを設置できませんでした。しかたなくポケットWi-Fiを使っています
ポケットWi-Fiは持ち運びができるメリットがあるものの、
・通信速度が遅い
・データ容量の上限がある
・ルーターを充電しなければならない
などのデメリットもあります。
スマホやパソコンの使いやすさに大きく影響するため、物件選びの際にはWi-Fiが設置可能な物件かを確認することが大切です。
インターネット無料物件に入居したら通信速度が遅かった
インターネット無料の物件に引っ越しました。無料なのはありがたいけれど、通信速度が遅かった…。引っ越す前の回線を残しておけば、違約金が無駄にならずに済むかも
インターネット無料物件を希望する人は多くいますが、通信速度が遅い場合は入居したことを後悔するかもしれません。もし引っ越し前にWi-Fiを契約していたのであれば、念のため残しておくことがおすすめです。
入居後、どちらの回線が早いかを確認したうえで解約するといいでしょう。
3.学生の多いアパートを借りたら、夜は回線がパンクしてしまうほど重かった
学生が多く住むアパートを借りました。夜になるとみんなインターネットを使うのか、回線がパンクしてしまうほど重くなりました
物件に備え付けられているインターネット回線を使う場合、アクセスが集中する時間帯は通信速度も遅くなります。
入居前は気づきにくいデメリットなので、新たに個人で回線を契約するなどの工夫が必要です。
初めての一人暮らし!失敗例をチェックして新生活を成功させよう
初めての一人暮らしはわからないことが多くあるため、失敗してしまうことも珍しくありません。
改善できる失敗であれば問題ないものの、取り返しのつかないミスだと悩みを抱えたまま生活することになります。
ここで紹介した失敗例を参考に、お部屋探しを始めてみましょう。
物件を探すときは、希望する条件を満たすだけでなく、入居後の生活をイメージすることも大切です。快適に暮らせる物件だと判断できれば、初めての一人暮らしを成功させられるでしょう。