コアサーバーの評判は?料金やどんなレンタルサーバーなのかも解説

Webサイトやブログの開設などでレンタルサーバーを探している人の中には、コアサーバーを選ぼうと検討している人もいるでしょう。コアサーバーは、幅広いプランが用意されているため、さまざまな用途で利用できます。
ただ、レンタルサーバーは乗り換えをする際の手続きが面倒なため、できるだけ乗り換えをせずに同じところを長く利用できるほうがよいでしょう。そのためには、どのようなサービスなのか詳しく把握したうえで決めることが大切です。
本記事ではコアサーバーについて、料金プランや評判などを中心に解説していきます。
コアサーバーとは

コアサーバーはGMOデジロックが運営しているレンタルサーバーのサービスです。GMOデジロックはほかにもバリューサーバーというレンタルサーバーのサービスも運営しています。
同じ企業が運営しているレンタルサーバーということで、コアサーバーとバリューサーバーの違いが気になっている人もいるのではないでしょうか。
バリューサーバーは、手軽にブログやWebサイトを開設したい人に向いています。これに対してコアサーバーは、こだわりのある人に向いているのが特徴です。サービスの方向性やターゲット層がやや違うと捉えてよいでしょう。
コアサーバーの料金プラン
コアサーバーの料金プランはV1プランとV2プランの2種類に分かれているのが特徴です。V1プランは4種類、V2プランは3種類あります。では、それぞれの料金プランについて見ていきましょう。
V1プラン
契約期間/プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | |||
1カ月契約 (合計金額) | 352円 / 月 (352円) | 660円 / 月 (660円) | 1,320円 / 月 (1,320円) | 4,125円 / 月 (4,125円) |
3カ月契約 (合計金額) | 330円 / 月 (990円) | 616円 / 月 (1,848円) | 1,232円 / 月 (3,696円) | 3,850円 / 月 (11,550円) |
6カ月契約 (合計金額) | 308円 / 月 (1,848円) | 572円 / 月 (3,432円) | 1,144円 / 月 (6,864円) | 3,575円 / 月 (21,450円) |
12カ月契約 (合計金額) | 264円 / 月 (3,168円) | 528円 / 月 (6,336円) | 1,056円 / 月 (12,672円) | 3,300円 / 月 (39,600円) |
24カ月契約 (合計金額) | 242円 / 月 (5,808円) | 484円 / 月 (11,616円) | 968円 / 月 (23,232円) | 3,025円 / 月 (72,600円) |
36カ月契約 (合計金額) | 220円 / 月 (7,920円) | 440円 / 月 (15,840円) | 880円 / 月 (31,680円) | 2,750円 / 月 (99,000円) |
(引用:コアサーバー「料金プラン」)
V1プランは、初期費用なしで利用できて全体的にリーズナブルな料金設定ですが、スペックや機能はそれほど高くありません。料金重視でプランを選びたい人におすすめです。
CORE-MINI
CORE-MINIはコアサーバーのプランの中で最も安く利用できるプランです。最も長い36カ月契約で利用する場合には、月額料金220円で利用できます。1カ月契約の場合には352円です。
リーズナブルな料金設定ですが、WordPressを利用できて、データ容量も300GBあります。ただしドメインは50個まで、メールアドレスは200個までなどの制限があります。それでも小規模なブログやWebサイトならCORE-MINIで間に合うことも多いでしょう。
CORE-A
CORE-Aは、36カ月契約で利用する場合に、月額料金440円で利用できるプランです。
CORE-B
CORE-Bはデータ容量が800GBとさらに多めのプランです。許容負荷率がCORE-Aと比べて大幅に高いため、アクセス数の多いWebサイトなど、スペックを要する用途にも利用できます。
それ以外のスペックや機能に関してはCORE-Aとそう大きく変わりません。月額料金は36カ月契約で利用する場合で880円です。
CORE-C
CORE-CはV1プランの中では最上位のプランです。
また、CORE-Cは36カ月契約の場合の月額料金が2,750円で、コアサーバーのプランの中で最も高いプランです。
V2プラン
契約期間/プラン | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z法人 |
---|---|---|---|
初期費用 | 1,650円 ※ドメイン同時申し込みで無料(.com / .net / .org / .info / .biz / .jp) | ||
サブスクリプション契約 (合計金額) | 690円 / 月 (690円) | 990円 / 月 (990円) | 2,490円 / 月 (2,490円) |
12カ月契約 (合計金額) | 528円 / 月 (6,336円) | 858円 / 月 (10,296円) | 2,178円 / 月 (26,136円) |
24カ月契約 (合計金額) | 473円 / 月 (11,352円) | 803円 / 月 (19,272円) | 2,123円 / 月 (50,952円) |
36カ月契約 (合計金額) | 390円 / 月 (14,040円) | 690円 / 月 (24,840円) | 1,990円 / 月 (71,640円) |
(引用:コアサーバー「料金プラン」)
V2プランは、初期費用がかかり料金はやや高めですが、スペックや機能が充実しています。
CORE-X
CORE-Xは、V2プランの中で最もリーズナブルなプランで、36カ月契約なら月額390円で利用できます。データ容量は500GB利用可能で、メモリの割り当ては6GBです。ドメインやメールアドレスはいくつでも無制限に利用できます。
CORE-Y
CORE-YはV2プランの中では標準的な内容です。データ容量は700GB利用できて、メモリの割り当ては9GBあります。やや規模の大きなWebサイトを運営するのにちょうどよいプランです。
また、バックアップが15世代まで対応しているため、不測の事態に備えられます。36カ月契約なら月額690円で利用できます。
CORE-Z
CORE-Zは、V2プランの中で最上位のプランです。利用可能なデータ容量は1,000GBで、メモリの割り当ても12GBあります。大規模なWebサイト運営などの用途に向いているでしょう。料金は36カ月契約の場合で月額1,990円です。
コアサーバーのメリット

コアサーバーを利用する場合のメリットについて見ていきましょう。
プランの種類が豊富
コアサーバーは、プランの種類が豊富なのがメリットです。同じGMOデジロックが運営するバリューサーバーのプランは4種類だけですが、コアサーバーは7種類もあります。ユーザーにとって選択肢が豊富で用途に合ったプランを選びやすいのがメリットです。
すべてのプランでWordPressに対応している

レンタルサーバーの中には、格安のプランはWordPressに対応していないところもあります。しかし、コアサーバーは、月額220円で利用できるCORE-MINIを含め、すべてのプランでWordPressに対応しているのがメリットです。
とりあえずWordPressでブログを作ってみたいと考えている人も気軽に利用できます。
15世代バックアップに対応している
CORE-X以外のプランに関しては15世代バックアップに対応しています。15世代というのは、15回前までのバックアップも保存されており復元できるということです。
30日間の無料お試しがある
多くのレンタルサーバーでは、一定期間だけ無料でお試しできるサービスを実施しています。ただ、大半のレンタルサーバーでは1週間から10日程度の期間です。
これに対して、コアサーバーは30日間も無料お試し期間が設けられているため、どのようなサービスなのか、自分に合うのか、じっくりと吟味できるでしょう。
上位プランなら電話でのサポートもあり

レンタルサーバーの中には、サポートはメールやチャットのみというところも少なくありません。その点、コアサーバーは上位プランなら電話でのサポートにも対応しています。具体的にはCORE-BとCORE-C、CORE-Zの3プランです。
V2プランなら独自ドメインが無料

V2プランを12カ月以上の契約で申し込む際には、ドメインを無料で取得できます。さらに取得時だけでなく、更新時の費用もかかりません。永久的に独自ドメインをノーコストで利用できます。対象となるドメインは次の6種類です。
- .com
- .net
- .org
- .info
- .biz
- .jp
コアサーバーを利用する上での注意点
コアサーバーを利用する際には、次のような点に注意しておきましょう。
プラン変更に制限が多い
大半のレンタルサーバーでは、容量やスペックが足りなくなったときにはプラン変更が可能です。しかし、コアサーバーはプラン変更に制限が多く設けられています。
プラン変更をしなくても済むように、先のことを見据えた上でプラン選択をするのが望ましいといえます。どうしてもプランを変更したい場合には、新たに申し込みをして契約し直してから、データを移行する必要があります。
V2プランは初期費用がかかる
V2プランのCORE-XやCORE-YはV1プランと比べると、コストパフォーマンスが良さそうに感じる人が多いかもしれません。しかし、V2プランは利用開始時に初期費用がかかる点に注意が必要です。
コアサーバーはこんな人におすすめ
コアサーバーの特徴を押さえた上で、どのような人におすすめできるのか見ていきましょう。
複数のWebサイトを運営したい人
コアサーバーは、V1プランのCORE-MINIは50個まで、それ以外のプランに関しては、無制限でマルチドメインを利用できます。そのため、複数のブログやWebサイトを運営したい人に向いているでしょう。
バックアップに安心が欲しい人
コアサーバーは、15世代までの長めのバックアップデータが保管されているのが特徴です。
3世代までしか遡れないと、問題が生じた場合に復元ができない可能性も出てきます。不安であれば、1つ上のCORE-Yを選ぶのが無難でしょう。
コストを抑えてWordPressブログを運営したい人
コアサーバーは、他社の同容量のレンタルサーバーと比べて、料金がリーズナブルです。また、最安のCORE-MINIでもWordPressブログを構築できます。できるだけ安いコストでWordPressブログを運営したい人に向いているでしょう。
スペックの高いレンタルサーバーを求めている人
コアサーバーの上位プランは、スペックが高めです。CORE-Zであれば、メモリもCPUも割り当てがかなり大きく、スペックを要する用途にも利用できます。
コアサーバーの評判
コアサーバーの評判をチェックしてみると、口コミなどの数自体はそれほど多くありませんが、以下のような声がありました。
ポジティブな内容の評判としては、「設定がかんたん」「コストパフォーマンスが良い」という内容のものが挙げられます。
ネガティブな内容の評判としては、重いという内容のものがありました。ただ、それほど多くは見当たらないことから、利用者の大半は満足している可能性が高いといえます。
コアサーバーに関するよくある質問
コアサーバーは途中解約可能?
コアサーバーでは、契約期間中にコントロールパネルから「契約延長の停止」ができます。手続きを行うと次回の契約更新が行われず、期間満了後に自動的に解約となります。
途中解約した場合、残りの期間の料金は返金してもらえる?
コアサーバーでは、途中解約を行っても残り期間分の料金は返金されません。たとえば、12カ月などの長期契約を途中でやめても、未使用期間の返金は一切ありません。契約時にはこの点をしっかり理解しておくことが大切です。
コアサーバーの運営会社はどこ?
コアサーバーを運営しているのは、GMOデジロック株式会社です。上場企業であるGMOインターネットグループ株式会社のグループ会社で、信頼性のある大手企業です。大阪市北区に本社を構え、長年にわたり多くのユーザーに安定したインターネットインフラサービスを提供しています
コアサーバーはプランが豊富でコストパフォーマンスも良い
コアサーバーは7種類のプランが設けられており、幅広いニーズを満たすレンタルサーバーです。運営会社はバリューサーバーと同じGMOデジロックですが、サービスの方向性にやや違いがあります。コアサーバーはこだわりのある人に向いているサービスです。
初期費用がかかることやプラン変更が柔軟にできないことなどが難点ですが、悪い評判はあまり見当たりません。コアサーバーを利用している人の多くは、概ね満足しているものと捉えてよいでしょう。コストパフォーマンスの面で好意的な評判もあります。
ブログやWebサイトを開設したいと考えている人は、ぜひコアサーバーの利用を検討してみましょう。
サーバー選びと同時に見直したい「契約」業務
レンタルサーバーを利用してウェブサイトやブログを運営する個人事業主や法人の皆様は、日々の業務で契約書を交わす機会も多いのではないでしょうか。
ウェブサイト制作の業務委託契約、アフィリエイトの提携契約、オンラインショップ運営での取引基本契約など、ビジネスの成長とともに契約業務は増えていきます。

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レンタルサーバーを比較検討する際、多くの方がコストを重視されると思います。電子契約サービス「GMOサイン」は、契約書の印紙税や郵送費が不要になるため、コスト削減に大きく貢献します。
また、契約書の作成から署名、保管までオンラインで完結するため、契約業務にかかる時間と手間を大幅に削減できます。そのため、本来の業務であるウェブサイト運営やコンテンツ作成により多くの時間を充てることができます。
- 安心のセキュリティ
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レンタルサーバーを選ぶ上で、セキュリティは非常に重要な要素です。大切なデータを守るために、信頼できるサービスを選ぶことが不可欠です。
これは電子契約も同様で、「GMOサイン」は全世界で2,500万枚以上の発行実績がある電子証明書と、総務省認定のタイムスタンプを標準で付与しており、高いセキュリティレベルを誇ります。不正アクセスや改ざんのリスクから、お客様の大切な契約を守ります。
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「GMOサイン」は、契約相手がアカウントを持っている必要がなく、メール認証で簡単に署名できる「契約印タイプ(立会人型)」と、より厳格な本人確認が可能な「実印タイプ(当事者型)」の両方に対応しています。
相手方のITリテラシーに合わせて柔軟に対応できるため、スムーズな契約締結が可能です。また、スマートフォンアプリも提供しており、時間や場所を選ばずに契約業務を進めることができます。
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