見つけた優良物件を迅速に確保する
飲食店ビジネスに欠かせないスピード感

オイシーズ株式会社

オイシーズ株式会社は、「日本橋 天丼 金子半之助」や「つけ麺 つじ田」「田中商店」といった人気の飲食店ブランドを傘下に抱えるホールディングス会社です。海外への店舗出店も積極的に行っている同社が、電子印鑑GMOサインを導入した理由や活用法について聞きました。

取材協力オイシーズ株式会社 管理本部 チーフ 今津凪沙さま

業種 契約類型 ご利用プラン
飲食業 賃貸借契約、フランチャイズ契約、売買基本契約、個別契約、覚書など 契約印&実印プラン

記事の要約

  • バックオフィス機能を持たない子会社の契約締結を一手に
  • 価格、シェア率、UIの良さが選定の理由
  • 電子契約による迅速な申し込みが不動産オーナーとの信頼関係を構築
  • 紙の契約書もデジタル化し、契約書の管理を効率化
インタビューの様子

―貴社の事業内容を教えてください。

弊社では、「日本橋 天丼 金子半之助」「つけ麺 つじ田」「田中商店」といった飲食店ブランドを中心に、店舗の経営、管理、プロデュースなどを行っています。各飲食店ブランドは店舗運営に専念しているため、いわゆる管理本部機能を持っていません。そのため各ブランドは子会社として運営し、弊社がホールディングス会社として、不動産オーナーとの賃貸借契約や仕入れ先との基本契約といった、店舗運営にまつわる契約業務のほか、すべてのバックオフィス業務を担っています。

―電子契約サービスを導入しようと思ったきっかけを教えてください。

電子契約サービスの導入を検討することになったのが、2021年12月のことです。子会社のバックオフィス業務をすべて弊社で担当していると説明しましたが、各ブランドは業態が異なり、出店している地域も全国に広がっています。そのため、仕入れ先が多数あり、締結する売買契約も必然的に多くなります。
また、出店時に不動産オーナーさんと結ぶ賃貸借契約も無数にあり、これらは契約更新もあります。加えて、PB(プライベートブランド)商品の製造委託契約や、フランチャイズ加盟店のオーナーさまと結ぶフランチャイズ契約、派遣会社との派遣契約などもあり、紙の契約書による管理に限界を感じ、電子契約サービスの導入を考えるようになりました。

インタビューの様子

―どのように電子契約サービスの事業者を選定していきましたか?

価格やシェア率、そしてUIの良さなどを主な条件に、まずは御社を含めて、4社に絞りました。UIに関しては、デモ画面を取り寄せて、実際に操作してみることで検討を重ねていきました。
また、機能一覧を見ながら、事業者の比較も行いました。マストで使いたい機能があったわけではないのですが、将来、他のサービスと連携して使用する可能性もゼロではなかったため、機能性で見劣りする事業者については選考から外しました。価格に関しても導入後に、どこまで社内に浸透するか判断が付かなかったため、なるべく初期投資がかからないサービスを選びました。

―電子印鑑GMOサインに決めた理由はなんだったのですか?

最終的に2社に絞り、電子印鑑GMOサインに決めたのですが、ひとつの要因はシェア率です。電子サインは弊社だけで利用するものではなく、常に相手方がいます。そのため、電子で契約を結びたいときに、サービスの信頼度が交渉のスムーズさに影響すると思っています。聞いたことのない事業者が手がける電子サインに重要な書類である契約書を託したくないのではないでしょうか?その点、GMOサインは知名度があります。
また、最終選考に残した、もう1社のUIは洗練されていたのですが、シンプルすぎて、パッと見て、どこを操作すれば良いのか、わかりづらいという懸念がありました。とくに弊社の取引先には個人商店が多く、取引の長い仕入れ先もあります。中には経営者が年配であることも珍しくなく、GMOサインが持つ操作の一覧性やわかりやすさは魅力的でした。

―電子印鑑GMOサインを導入して特によかったと感じている点があれば、教えてください。

紙の契約書で締結する場合、印刷したものに押印して郵送すると、先方に届くまで3日程度は日数を要します。その点、電子サインなら1日で完了することができます。スピード感がまるで違い、工程も少なくなるのが魅力です。弊社の場合、子会社が4社あるため、締結で使用するハンコも4つあります。万が一、誤ったハンコで押印してしまうと再送にも時間がかかります。また、新しい店舗を出店する際にはスピード感が重要となります。魅力的な物件が見つかれば、リーガルチェックを早急に済ませて、迅速に申込書を提出することが不動産オーナーとの信頼関係につながります。
ほかにも、商業施設に入っている店舗では、急に施設から定期清掃の承認書を送ってほしいと連絡が入ることもあります。そんな要望には電子サインのほうがスムーズに対応できるというメリットがあります。とくにフランチャイズ契約では加盟したいオーナーさんにすぐ対応することが必要です。加盟の手続きは迅速であればあるほど、良いでしょう。

―電子印鑑GMOサインの今後の運用目標を教えてください。

現在、契約の締結作業が、毎月およそ30件程度ありますが、そのうち電子サインが10件ほどとなっています。電子サインで締結するか、それとも紙の契約書で締結するかは、取引先の意向で左右されるため、数値目標は立てていません。むしろ契約書の管理面でGMOサインを導入したという経緯もあり、現在は紙で締結したこれまでの契約書をデジタル化することに注力しています。
たとえば、店舗の賃貸借契約では細かい条件を確認したり、閉店する店舗の解約通知を何ヶ月先にオーナーに告知すればいいか、契約書の条文を見直したくなることもあります。そんなときもGMOサインに契約書があれば、簡単に確認することができます。今後は契約書を適切に管理するために、電子印鑑GMOサインをより活用したいと思っています。

―お忙しいところ、ご協力ありがとうございました。

  • 感染症対策を実施の上、インタビューを行っております。
  • 掲載している内容、所属や役職は取材当時のものです。

会社名
オイシーズ株式会社
本社
東京都千代田区神田神保町3-2 高橋ビルディング5F
設立
2016年10月
事業内容
飲食店の経営、管理、プロデュースほか
URL
https://www.oishes.com/

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