10th Anniversary電子印鑑ならGMOサイン

10th Anniversary電子印鑑ならGMOサイン

北海道稚内市役所

手厚い例規の改正サポートで
電子契約導入の不安が払拭されました

北海道稚内市役所

北海道の最北端に位置する、人口およそ3万人の都市・稚内市。少子高齢化による労働人口や税収入の減少、新型コロナウイルス感染拡大によって生じた生活スタイルの変化などに直面する同市は、行政サービスや業務のデジタル化を通じて、市民サービスを向上するため、2022年(令和4年)3月に「稚内市デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進ビジョン」を発表しました。その一環で、2025年(令和7年)11月から「GMOサイン」による電子契約の利用も開始されています。そんな「電子印鑑GMOサイン」の現在の利用状況について聞きました。

取材協力北海道稚内市役所 企画総務部 財務課契約グループ 主査 片岡香織さま 企画総務部 財務課契約グループ 主事 宮澤淳基さま

業種 契約類型 ご利用プラン
地方自治体 工事請負契約、業務委託契約、物品購入契約など 官公庁・地方自治体向けプラン

記事の要約

  • 2022年3月の稚内市のDX宣言を機に電子契約の導入を検討
  • 例規改正の不安をGMOの導入サポートで解消
  • 契約書への押印作業が減り、事業者に応対する時間も減少
  • 契約相手が遠隔地で書類の郵送に時間が。地方自治体が抱える共通の悩み
  • 事業者にも職員にも優しい電子契約の導入

―稚内市で電子契約サービスを導入するに至った経緯を教えてください。

2022年3月に「稚内市デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進ビジョン」が発表されたのを契機に、庁内では決裁文書管理の電子化など、さまざまな業務や行政サービスのデジタル化、ペーパーレス化の検討がはじまりました。ただ契約事務については当初、契約書だけではなく入札書など、扱っていた書類が多かったこともあり、思うようにデジタル化やペーパーレス化が進みませんでした。それでも少しずつ電子化していこうと、電子契約の採用を本格的に検討することになりました。まずは先行して導入している自治体の現状について情報収集しながら、電子契約に関する知識を高めていきました。また電子契約サービスの事業者が主催するオンラインセミナーにも参加して、導入するには、どんな点を検討する必要があるか、把握することも必要でした。2023年から2024年にかけては、そのような準備に時間をかけていました。

―電子契約を導入するにあたって不安や事前に検討すべき課題はありましたか?

電子契約に対する知識がまったくなかったので、どういったプロセスで導入まで進めれば良いのか? そんな初歩的な疑問にはじまり、電子契約を効力のある契約書としてみなす法的拘束力はどこにあるのか? また、稚内市で規定している従来の規則や例規のどこを変える必要があるのか? など、検討すべき点がたくさんありました。オンラインセミナーに参加することで少しずつこれらの疑問は解消していきましたが、例規の改正に関しては「電子印鑑GMOサイン」の採用を決めたあと、導入サポートとしてアドバイスをいただきながら、進めていきました。他の自治体の事例などをもとに、具体的な改正案を示していただき、スムーズに例規を改正することができました。そのほか、契約事務を専門的に扱う財務課契約グループだけではなく、他の部署が事業者と直接締結する契約も電子化したいと思っていましたが、他の職員が積極的に電子契約を利用してくれるかわからず、不安でした。

―現在、どのような契約で電子契約を利用されていますか?

法令などで書面化義務のある契約や個人との契約、指定管理者協定書などを除いた、さまざまな契約で「電子印鑑GMOサイン」を活用していますが、もっとも利用頻度が高いのは建設工事請負契約で、およそ9割は電子契約に置き換わっています。また、庁舎の清掃や市道の草刈りなど、市では多くの事業者と業務委託契約を結んでいます。こうした業務委託契約でも電子契約の利用が広がっています。そのほか、物品を事業者から購入する際に契約書を交わすことがありますが、こうした物品購入契約でも活用しています。

―電子契約の事業者はどのように選定されたのですか?

まずはLGWAN回線で使用できる電子契約サービスであることが、第一条件でした。加えて、自分たちだけで例規を変更できるのか不安があったため、本格運用までしっかりとサポートしてくれるような事業者を選びたいと思っていました。また、私たちの財務課契約グループだけではなく、全庁での利用を想定していたため、契約件数やユーザー登録に上限がないサービスであることも重要でした。このような条件を提示した上で、最終的には入札を行なって、「電子印鑑GMOサイン」を採用することになりました。

―電子印鑑GMOサインを導入したことで、契約手続きはどのように変化しましたか?

電子印鑑GMOサインを導入したことで、契約書への押印作業が減り、また来庁して契約書を提出する事業者が減ったことで、応対する時間が減っています。したがって、1件の契約あたり10分から20分程度は作業が効率化されたと思います。また、大幅な改善を感じるのは、市外の事業者とのやりとりです。稚内市内の事業者だけではなく、工事の内容によっては遠方の札幌市の業者に依頼することもあります。そんなとき紙の契約書では、押印した契約書を郵送し、相手方に押印していただいたものを返送してもらう、という一連の流れに、早くても一週間はかかっていました。これが電子契約でのやりとりになると、最短で一日もあれば契約締結が終わってしまうこともあります。稚内市のような、郵送などに時間がかかる地理的条件を持った自治体にとっては、業務効率化に大きく寄与するのではないでしょうか?

―事業者の皆さんに電子契約を案内する際に、どんなメリットを伝えていますか?

入札で決定した事業者と契約を結ぶ際に、電子契約での締結はいかがですか?と案内していますが、工事請負契約の場合には、収入印紙が不要になります。工事の金額が上がれば上がるほど、収入印紙不要の恩恵は大きいため、事業者のみなさんも、それなら電子契約にとおっしゃるケースがほとんどです。来庁も不要になりますし、印鑑を押す作業もいりません。それでも紙での契約を選択される事業者もいるのですが、その多くは収入印紙が不要な物品の売買契約の方々です。とくに個人で事業を行っているような小さな会社さんだと、来庁が不要になる点にあまりメリットを感じないようで、これまで通りの契約締結を希望されることがあります。

―まだ電子契約を導入していない自治体や事業者に「電子印鑑GMOサイン」の良さを伝えるとしたら、どんな点をあげますか?

私たちが電子契約の導入で、最も不安視していたのが、例規の改正でした。何をどう変えれば良いのかわからず、専門的な知識を持った方の助けが必要でした。その点、電子印鑑GMOサインでは他の自治体の事例も豊富に持っており、的確なサポートを受けることができました。地域の事業者にとってメリットが大きなサービスだと思っていますので、ぜひ利用してみてはいかがかと思います。

―電子契約の活用について、今後の目標や方針があれば、教えてください。

工事請負契約では、9割。業務委託契約や物品購入契約では、5割程度が電子契約に移行しています。この水準をキープしつつ、まだ一度も電子契約を手がけたことがない、他の部署の人にもっと活用してほしいと思っています。これまで紙での契約締結が普通だったため、変わらずに紙のほうが良いとだろうと、電子契約に挑戦しない人が少なからずいます。そんな人たちがはじめの一歩を踏み出せるよう、働きかけていきたいと思っています。また、将来的には電子入札も導入することで、入札から契約締結までを電子化して、より効率化できると嬉しいです。契約締結だけがデジタル化しても、効率化には限界があります。より利便性の高い行政サービスを目指していきたいですね。

―お忙しいところ、ありがとうございました。

  • 掲載している内容、所属やお役職は取材当時のものです。
自治体名 北海道稚内市役所
所在地 北海道稚内市中央3-2-1
URL https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/

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